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第040回目

常に謙虚であらねばならない②

私はこの「常に謙虚であらねばならない」ということを、次のように説明しています。

“世の中が豊かになるにつれて、自己中心的な価値観をもち、自己主張の強い人が増えてきたといわれています。
しかし、この考え方ではエゴとエゴの争いが生じ、チームワークを必要とする仕事などできるはずはありません。

自分の能力やわずかな成功を鼻にかけ、傲慢不遜(ごうまんふそん)になるようなことがあると、周囲の人たちの協力が得られないばかりか、自分自身の成長の妨げにもなるのです。
そこで集団のベクトルを合わせ、良い雰囲気を保ちながら最も高い能率で職場を運営するためには、常にみんながいるから自分が存在できるという認識のもとに、謙虚な姿勢をもち続けることが大切です。”

ここにあるように、企業経営では、集団のベクトルを合わせて、心と心で結ばれたよい雰囲気を保ちながら、高い能率で職場を運営していかなければならないわけです。
この素晴らしい企業風土を醸成(じょうせい)するためにも、経営者をはじめすべての従業員自身が謙虚な姿勢を持たなければなりません。

経営者が率先垂範(そっせんすいはん)してそのような姿勢に努めることにより、従業員が後に続くことができると考えています。
同時に、私は従業員さんに「常に謙虚であらねばならない」と訴え続けております。
責任者がふんぞり返っていたり、取締役が威張っていたのでは、チームワークなど取れるはずがなく、決して集団のベクトルは揃いません。

パート・アルバイト→契約社員→正社員→担当責任者→課の責任者→部門責任者→会社の責任者と、高くなるほど謙虚になって従業員の中に入り、自ら懸命に仕事の夢などを語り、職場に素晴らしい風土を作り上げるよう努力していくことがたいへん大切なことだと考えています。
経営者も従業員さんもそのような「謙虚な姿勢」を持つことで、企業内には素晴らしい人間関係が築かれ、それをベースとして、必ず企業は発展を遂げていくはずであると信じています。

コメント

前田さん

(2018/07/15 16:57)

謙虚であることは、他の人への気遣いや思いやりにつながるのかなと思いました。

宇都さん

(2019/11/05 13:56)

先日、メンタルヘルスⅢ種の検定試験を受けてきました。
その検定のテキスト本の中にも、若年層に特に多く見られることとして、「自己愛が強く、失敗を周りや他人のせいにしがちである。」とありました。
自己肯定感がしっかりあることも大事ではありますが、失敗が起こった時に、きちんと自分を振り返り、謙虚に人の話を聞けるような姿勢を常に保っておかねばいけないなと改めて思いました。


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