物事を明るく善意に受け止める
たとえどんなことがあろうとも、物事をいいほうに善意に解釈をしていくことが大切です。
悪いほうに悪意に受け取っては、人生はどんどん暗くなります。
仮に相手が自分に対して悪意を持って何かをしかけようとも、「あの人は馬鹿じゃないだろうか?」と疑われるくらい、ニコニコしながら受け流すのです。
そんなあなたを見て、「あの人はよほどのバカだよ。あそこで怒らなくてどうするのだ。」と見下す人もいるかもしれませんが、そういうくだらない、悪意に満ちた悪口などは気にせず笑い飛ばせばいいのです。
そういう私自身、必ずしもそうできているわけではありません。
馬鹿にされたり軽蔑されたりすれば腹が立ちます。
しかし、できるだけそれを悪く取らないように努力しています。
私の場合、経営者ですからいろんな人を面接し仮採用をしてたくさんの人を見てきていますから、たとえば「あの人は大きい会社から来て上の立場に立ったことがなく、小さな会社に来たにもかかわらず同じように不平不満を言って仕事をしているのだろう。小さな会社なので、1人1人が成長して前向きに仕事をすればすべて解決するのに努力をしないからそんなことを言うのかもしれない。」と相手の経験値や段階を哀れむことによって、腹を立てずになんとか辞めない方向で気づいてもらおうと努めています。
このように、常に物事を明るく考えることが必要だろうと思います。
世の現象はすべて、自分の心が招いたものです。
暗く拗ねた心で送る人生は、ろくなものではないはずです。
その意味からも、物事を明るく善意に取って毎日を過ごすということは、非常に大事なことなのです。
コメント
川邉さん
(2015/06/28 17:20)
前項でも述べたが私は根本的にネガティヴな人間である。
人の行動・言葉にたいして、それが好意的なものであっても、ごくたまに何か裏があるのではと疑ってしまう。
それは正直言って良くないことだとは思うが、もうこればっかりはそういう環境で育つ中で形成された人格なので、矯正しようとして無理が生じ、諸々に支障をきたすよりも、集団の中に1人はそういう慎重派がいても良いと許容していただけはしないだろうかと切に感じる。
前田さん
(2018/07/21 16:25)
無駄にエネルギーを使ったりしなくてよいので、物事を善意に受け止めたいと思いました。
宇都さん
(2019/11/11 21:50)
良くない事が起こると、暗く拗ねた気持ちになる時がありますが、起こった事は自分への神様からの教えではないのかと思うことで、ありがたいと感謝の気持ちに変わり明るく前へ進んでいけるようになります。
行動指針の最初の方の回は、心のあり方について良い事がたくさん書いてあるので、改めて胸に刻んでいこうと思いました。
鈴木さん
(2019/11/11 21:50)
昔から“聞き流す”事ができない性格で嫌みの一つでも言われようなら大いに凹んでいました。
しかし、社会にでて叱られる事・注意される事は“ありがたい事”なのだと昔の上司から言われた事を思い出しました。
働く事から離れていた期間が長かったせいか忘れていた事の一つでした。
この考え方はとても大切で注意する方も気分の良いものではありません。
ですが、その注意が自分の事を思って言ってくれているのだと思って聞けば、自然と「申し訳ございません」ではなく「ありがとうございます」と返事ができるようになるのです。
素直な気持ちで人からのご指摘を“ありがたい”と思うようにならなければならないと再度気づかせていただきました。