好きになれば苦も厭わず
好きになれば苦労など感じません。
嫌々やっていると、どんなことでも辛く感じるものです。
会社を始めた頃、私は炊飯器などを購入し、そこで生活をしながら昼間は営業をし、戻ってくると経営に必要になる販売管理ソフトなどの設定を続けていました。
しかしそれはちっとも苦にはならず、むしろ楽しくてしかたなかったほどでした。
「惚れて通えば千里も一里」という言葉があります。
好きな人に会いに行く時は、千里の道でさえもわずか一里くらいにしか感じられないという意味です。
たとえばゴルフでも、ただ「18ホール歩いてみろ。」と言われたら、おそらくすぐにヘバってしまうことでしょう。
ゴルフが好きだからこそ、18ホールもの距離をボールを追いかけながらまわれるのです。
私の場合、たまたま家業の写真焼付け業では人の一生が1年で見ることができ、私自身の人生の考え方がたいへん前向きになり、人生に大きな影響を与えてくれました。
また、太鼓亭さんなどの大きな企業さんが写真を持ってきてくれたことで、企業というのは素晴らしい活動をしていることを知り、また、私が設立した有限会社一番館ではネットワークを構築することでお客様から感謝され、また家業のデジタル化にも貢献することができ大変仕事が好きになりましたから、週末の仕事の追い込みでは1日36時間働いてしまったこともたくさんあります。
さすがに36時間働くとふらふらなのですが、病気をするのではないだろうかという心配もありますが達成感の方がはるかに感じることができました。
お隣さんからは「一体何時まで仕事をしているのですか?」と呆れられたり、はたから見ればたいへんに思えるのでしょうが、本人は好きでやっているのですから辛くもないし、疲れもそれほど感じていないのです。
また、「好きこそものの上手なれ」というように、このことが、ものごとの上達をも促すのです。
しかも、お金のかかる趣味や他力本願の株の投資やギャンブルをするよりも、自力本願の自社の経営改善を行っている方がみんなから感謝され、さらにうまくいくとお給料が増えるので、私にとっては仕事以上に楽しいことはないのです。
創業者というのはみなこのような経験をしています。
また、サラリーマン社長でもこのような経験を持っている方を多く見受けられます。
この「仕事を好きになる」ということは、大きな仕事を成し遂げていくためやリーマンショックなどの大不況が来た時に乗り越えていくのに一番大切なことだろうと思います。
コメント
峯村さん
(2016/04/01 21:26)
新人の方に仕事を教える際、手順や注意点だけでなく、おもしろさや達成感なども伝える必要があると感じました。
小泉社長
(2020/05/08 00:22)
第57回目《好きになれば苦も厭わず》はいかがでしたか?
百聞は一見にしかずで、本日は下記のビデオを見てイメージを共有していただければと思います。
\\192.168.0.173\disk1\1.商品戦略\1.理念・運用マニュアル\3一番館の行動指針 ビデオ\第057回目【好きになれば苦も厭わず】20200507_223516W.avi