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第118回目

福沢諭吉の説く企業人のあるべき姿

「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ。」という言葉があります。
現在の1万円札の福沢諭吉のある言葉に触れて、なるほどと思ったことがありました。

福沢諭吉は、社会人のあるべき姿というものをこう表現しています。

「思想の深遠なるは哲学者のごとく、心術の高尚正直なるは元禄武士のごとくにして、これに加うるに小俗吏(しょうぞくり)の才をもってし、さらにこれに加うるに土百姓の身体をもってして、はじめて実業社会の大人たるべし」

哲学者のごとくとは、深い思想の持ち主であること。
つまり、哲学者が持つような素晴らしい思想を持つこと。
また、元禄武士のごとくとは、武士が忠と義に生きたように、高尚で正直な心根を持っていること。
つまり、元禄武士が持っていたような素晴らしい心根を持っていること。

小俗吏というのは、賄賂のやり取りをしたり、悪いことをして権力を誇示していた明治新政府の下っ端役人、俗物(ぞくぶつ)役人を指していますが、そういう悪賢いとも言える才能を持っていること。
頭が切れるから悪さをするのであって、そういう頭の切れを持っていなければならないということです。

さらに、これに加えて土百姓のような丈夫な身体を持って、初めて「実業社会の大人たるべし」つまり、実業界で立派な大人だといわれる人物になりうると言っているわけです。

コメント

小泉社長

(2015/09/18 22:47)

第118回目《福沢諭吉の説く企業人のあるべき姿》はいかがでしたか?

すぐに風邪をひいてしまう人、疲れやすい人のためにアドバイスがあります。

風邪やちょっとした鼻炎(花粉症)をきっかけにして、口呼吸になってしまう人が少なくありません。
口呼吸は体力、気力を知らず知らずのうちに消耗していきます。

皆さんの周囲の元気のない人を観察してみてください。
口をぽかんと開けていたり、ため息をついていることが多いのが分かります。

大学生を対象にアンケート調査をしたデータがあります。
普段から口呼吸をしている学生と鼻呼吸をしている学生を比較すると、口呼吸の学生の方が抑うつ度合い、疲労感ともに多いという結果があります。

また、口を普段しっかり閉じているか、ぽかんと開いているかで比較しても、同様の結果があります。

昔の研究では、口呼吸の子どもは、学力、集中力、視力が悪くなっていたという結果が残っています。
この呼吸経路のわずかな違いが、体どころか精神にまで影響を及ぼすことが分かっています。

ハードワークがたたったのか、うつ病になり、職場を辞めて実家へ戻ってきたという若者がいました。
投薬治療を受けても変わらない、やる気が起きない、体が動かないと訴えます。
口呼吸が慢性のストレスとなってうつを発症しているとしたら、それに抗うつ薬を投与しても治療にならないことが分かると思います。

口を閉じて、鼻呼吸を促すように呼吸を変えることがうつ病治療になることもあるそうです。
しかし、「口を閉じてください。」と言われると、「鼻が詰まっていて口でないと息ができないんです。」と答えが返ってくる時があります。

あるいは、口呼吸を治そうと寝ている時に口にマウステーピングすると苦しくてすぐに外してしまう場合もあります。
こんな時にはどうすればいいのでしょうか。

実は、自分でできるとても良い方があります。
それは鼻を通る眼窩下孔(がんかかこう)四白(しはく)と呼ばれるツボを10秒間ほど押す方法があります。

鼻で息を3回強く吸ってみてください。
スーツスーツスーツ~と空気の流れる音がする方は大丈夫です。
ジュルッとか、シュンと鼻水の音が聞こえた人は少し鼻が詰まり気味といえます。
片方の鼻しか通っていない方は、そのまま無理はしないでください。
もともと鼻は片方の鼻で数十分呼吸をすると、もう片方の鼻で呼吸をするようにできています。
とにかく最初に片方でもいいので自分の鼻の通りを確かめておいてください。

では、眼窩下孔、四白と呼ばれるツボの位置をお伝えします。
下のまぶたの中心からさらに下方へ2㎝ほどの所に中指を押し当ててください。
すこしグリグリと探ると、ぽこっと小さなくぼみがあることが分かります。
これを眼窩下孔といい、四白と呼ばれているツボです。

慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎でいつも鼻づまりがあるという人は、ちょっと押さえるだけでも痛いかもしれません。
この四白を10秒ほど押していると自然と鼻が通ってきます。

それでは、また先ほどと同じように鼻から息を強く3回吸い込んでください。
ジュルッと鳴っていた人はどうでしょうか。
ずいぶんと音が小さくなりませんか?
スーツと通っていた人でも、やる前より息がしやすくなった感じがすると思います。

鼻づまりしやすい人は、この四白を覚えておいて、鼻が詰まったかなと思ったらすぐに刺激してください。
また、片方の鼻がいつも詰まっている方は、食べる時に詰まっている鼻の反対側の歯で噛むようにしてください。
そうすることで詰まっている鼻が通ってきます。

この鼻づまり対処法を知っていると、鼻づまりの薬がいらなくなり、鼻呼吸に変わっていきます。

小泉社長

(2015/09/18 22:53)

第118回目《福沢諭吉の説く企業人のあるべき姿》はいかがでしたか?

次は、食欲がなくてダウンする人へのアドバイスです。
あいうべ体操をご存知でしょうか?

「あ」アレルギー性疾患(しっかん)(気管支喘息(ぜんそく)、花粉症、アトピー性皮膚炎など)
「い」インフルエンザ(ウイルス性感冒(かんぼう)、呼吸器系の痛気)
「う」うつ、うつ状態、パニック(だるい、倦怠感(けんたいかん)、やる気の欠如など)
「べ」便秘(腸の病気、胃炎、大腸炎など)

いろいろな体の部位の病気が並んでいますが、あいうべ体操とは、1日30回大きく口を動かして「あいうべ」「あいうべ」と言う体操です。

あいうべ体操は口を大きく動かしますから、腸に刺激を与えることができます。
唾液の分泌(ぶんぴつ)も促して、飲み込み反射が起こります。

食事や飲み物は、自動で体の奥へ奥へと送り込む働きがあります。
ですから、逆立ちをして水を飲んでも大丈夫なのです。
また、「あいうべ」体操はせん動運動と言って、口は腸の入り口なので、入り口が動けば全部が動き出しはじめ、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸が連動していきます。
ですから、あいうべ体操で便の出がよくなったり、便の出がよくなると、排便の時に力まなくてもよくなりますから、便秘や痔なども改善していきます。

間違った呼吸をすると、間違った体ができあがります。
間違った食事を続けると、間違った体ができるのと同じです。

呼吸の間違いに気づいている人はごくわずかです。
私も口呼吸でここまで体がだるくなるなんて思いもしませんでした。
営業へ出るとずっと大きな声で説明しますので、その間は口呼吸になってしまいます。
なので、営業へ出るとたいへん疲れるのです。
学校の先生などしゃべる職業の人は特に注意しなければいけません。

私たちは、口呼吸に陥りやすい生活をしていますが、実際に自分が口呼吸だと認識している人はほとんどいません。
「私だけは大丈夫」という根拠のない自信を持つより、疲れたなど体調不良があった時はもしかして口呼吸をしているかもと疑って、少しの間、口を押さえてみたりマウステーピングをして確認した方が良いと思います。

口呼吸を治して、正しい鼻呼吸にしたから体調不良が治るのではなく、“元の状態に戻る”のです。
けっして良くなるのではなく、普通に戻るのです。

あいうべ体操の目的は、せん動運動を促し、人間本来の健康な状態に戻していくことです。

鈴木さん

(2020/01/17 13:36)

正直自分はこのような人間になれるのだろうか…と思いました。
しかし、考え方を理解し行動する事は誰にでもできるので、まずはその考え方から理解しようと思いました。


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