厳しい自然界を生き抜く植物の姿にならう
先日テレビを見ていましたら、北極圏のツンドラ地帯で植物が一斉に芽を吹いている映像が目にとまりました。
北極圏の夏はあっという間に過ぎていきます。
夏のうちに小さな花をできるだけたくさん咲かせ、種子をつくり、そして寒い冬を乗り切ろうとしているのでしょうか、短い夏を精一杯に生きているように私の目には映りました。
日本でも、春になり、残雪が融ける頃になると、岩場ばかりの高山地帯でも、草木がすぐに芽を吹き、花を咲かせます。
やがて種子をつくり、また冬に備えるのです。
あるいは、雑草といわれるような植物でも、1日1日を本当に真剣に生きています。
私の場合、お墓参りを1週間怠ると必ず隙間から雑草が生えてきます。
除草剤をまけばいいのかもしれませんが、購入してまですることもないので頻繁に抜いているのですが本当に雑草の生命力には脱帽します。
また、このような映像を見たこともありました。
アフリカの砂漠にも、年に1回か2回は雨が降るといいます。
その雨が降るやいなや、すぐに植物が芽を出し、花を咲かせる。
そして1~2週間という本当に短い間に種子を宿し、また雨が降るまで厳しい熱砂を耐え、生き延びていく。
このように、自然界ではすべての生物が本当にど真剣に一瞬一瞬を生きているのです。
我々人間も、1日1日を蔑ろにすることなく、ど真剣に生きていかなければならないと思います。
それが、我々と地球との約束事だろうと思います。
私は、お盆とお正月にしか会わなかったおばあちゃんから別れる時に「たかくん、負けたらあかんで!きばりや!」と会うたびに言われてきました。
子供ながら頑張らなければならない局面はあり頑張りましたから、今でもこの言葉が頭に残っています。
だからこそ私は、誰にも負けない努力が必要だといつも言っているのです。
コメント
小泉社長
(2019/04/29 12:18)
第126回目《厳しい自然界を生き抜く植物の姿にならう》はいかがでしたか?
ぞうさんが唯一の草むらを発見した時、母親ぞうは子供にまずその草を食べさせるそうです。
一方チーターは獲物を捕らえるとまず真っ先に母親チーターが獲物を食べ、残った獲物を子供に食べさせるそうです。
一見するとぞうさんは子孫を残すために自らの命を犠牲にし、一方チーターは自分が生き残るために自ら得た獲物を食べてしまうように見えてしまいますが、決してそうではありません。
ぞうさんは草食動物ですので、草があれば子供でも食べて生き延びていくことができます。
一方、チーターは獲物を得なければなりませんので、小さな子供のチータではまだ獲物を取ることができませんので、母親チーターがまずは獲物を獲得できる万全な状態にあることが子孫を残すことに繋がります。
そのように考えますと、自然界のすべてのものは子孫を残すために精一杯頑張っていることが分かります。
鈴木さん
(2019/07/24 13:22)
今回のメンバーでは「頑張れ!」という言葉について色々な意見がありました。
私は「頑張れ!」と言って欲しいタイプですが、「言われたくない。」「頑張っているのだから。」という意見もあって考えさせられました。
ひとそれぞれだなと…