明るく希望に溢れた夢を描く
現実は厳しく、今日一日を生きることさえ大変かもしれません。
しかし、その中でも未来に向かって夢を描けるかどうかで人生は決まってくると思います。
自分の人生や仕事に対して、自分はこうありたい、こうなりたいという大きな夢や高い目標をもつことが大切だと思います。
一番館をまず黒字会社へ、次に毛馬町で一番、その次に都島区で一番、それから大阪市一番、大阪府一番の企業にしたいという大きな夢を創業時から描き続け、前向きに努力を重ねていることによって今日も残れているのだと思います。
少しでも高く素晴らしい夢を描き、その夢を一生かけて追い続けると、それは生きがいとなり、人生もまた楽しいものになっていくと思います。
夢を描くということは、たいへん大事だと思います。
従業員さんを雇い始めた頃は、よく自らの思い(夢・理想)を語っていました。
今お話をするとたいへんお恥ずかしいお話なのですが、「社長であろうとも管理職であろうとも、末端の仕事をみんなですれば高収益で平均年収の高いより良い会社ができると思う。なので私は最前線に常に出て仕事をするので従業員さんも私と同じように仕事をしてほしい。そうしたら、従業員さんがすぐに200人になり、100億円企業ができると思う。すべての従業員さんの年収が平均よりも高く、やりがいのある会社がすぐにできるのでみんなで頑張ろう!」と言っておりました。
結果は散々なものでした。
私は、実家の家業が写真屋でしたので、小さい頃は1階が店舗で2階が住居の店舗付住居に住んでいました。
そのため、両親が仕事をしているのを小さい頃から見ていましたので、学生の頃から商売感覚がありました。
しかし、従業員さんのほとんどはサラリーマンのご家庭で、商売感覚というのは無に近い状態ですからうまくいきませんでした。
それでも一生懸命に経営の勉強をして、経営理念ができ、コンプライアンスができ、行動指針ができ、時間あたり採算制度ができ、現在の取扱商品で夢を持ちながら私の右腕、左腕になってくれる人材をなんとかして育てようとあの手この手を使って頑張っています。
私は、いつまでも夢を追いかける青年であり続けたいと考えています。
そのように「夢を追いかけるロマンチックな人生を送りたい」と考え始めたのは、高校2年生の時にさかのぼります。
国語のきれいな先生が、テーマは忘れたのですが作文を書く機会があり、私は「愛」と「恋」の違いについて書きました。
「愛」とは親が子供を見守るような「愛」、利他のこころで接する無常の「愛」というイメージであり、「恋」とは束縛するような誰にも取られたくないような思い、一途な思い、高校生が異性に思いを寄せているような思いが「恋」というイメージだと書きました。
私は家族と恋人について仮設を立て、家族に恋するのはおかしいが愛するのは普通である。
しかし、恋人に恋するのも愛するのもどちらの感情を持ってもおかしくない。
では、恋人にはどちらの思いを持つのが好ましいか仮説を立て、愛しているだけではつまらない感情が出てくる、恋しているだけだと大切にされている感情がなく燃えないと仮定をし、恋人とうまくやっていくには「愛」だけではダメで「恋」だけでもダメ、「恋愛」でなければならない!という結論で締めくくりました。
これが国語のきれいな先生に受けました。
このような発想をどこで覚えたのか思い出せませんが、先生が明るくロマンチックに、素晴らしい夢を描き、私達生徒に夢と希望を与えてくれたから出てきたのだけは覚えています。
高校生ながらその先生の影響を受け、私も人生においてはなるべく楽しく、明るく、希望にあふれた夢を描くべきだと思い、毎日を過ごすようになりました。
私が暗くならず、ひがまずに人生を前向きに過ごしてこられたのは、その先生の影響があったからだと思います。
どんなに現実が厳しかろうとも、自分の心まで病んでしまうようなことがあってダメだと思います。
常に明るく、希望にあふれた夢を描いていくことが大切だと思います。
自分の心に絶えず夢を描いていれば、いずれきっと夢は現実になると思います。
私はこのことを、ぜひ皆さんに理解していただきたいのです。
もちろん、この「夢を描く」ということも、人生の方程式にある「考え方」の1つです。
つまり、ロマンチックで素晴らしい夢を描くような「考え方」を持っていれば、その通り人生は素晴らしいものになるということなのです。
ただし、「夢」は漠然としたものでもいいのですが、事業を担当している従業員さんの場合は、もっと現実的に企業の目的だとか、また目標数値といった具体的なものを思い浮かべることができたほうがいいと思います。
3年後や5年後というのは難しいので、次年度だけでもこういう売上にしたい、こういう利益にしたい、こういう雰囲気の会社にしたい、そのようにリアルな数字や目標をハッキリ描くことが必要です。
そのような夢や目標を描き続けていけば、その通りの会社ができ、人生が送れるはずだと私は信じています。
コメント
小泉社長
(2024/04/18 21:00)
第129回目《明るく希望に溢れた夢を描く》はいかがでしたでしょうか?
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