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第083回目

潜在意識が閃きを呼び込む

このような潜在意識を日常的に使えるようにするには、強く持続して意識し、覚え込ませるようにしなければなりません。

つまり、繰り返し繰り返し行って、潜在意識に浸透させていくのです。
ビジネスでも、この潜在意識を使えば、素晴らしい成果をあげることが可能になります。

たとえば、自分の人生や会社をもっと良くしたいと、毎日いろいろなことを考える。
その思いが潜在意識に入っていくと、思いもかけない瞬間に、ハッと閃くことがあるのです。

発明王エジソンも、天才とは、1%の(ひらめ)きと、99%の汗である、という趣旨(しゅし)のことを言っています。
それは、毎日一生懸命に実験を繰り返して考え続けているものですから、潜在意識に透徹して、ある瞬間にパッと閃くわけです。

つまり、仕事のことや人生のことで、四六時中「有意注意」で、ど真剣に考えていると、思いもかけない場面で潜在意識が働いて、素晴らしいアイデアが出てくるのです。
そのような閃きは核心を突いていて、今まさに自分が遭遇している問題を一気に解決してくれるものがほとんどです。

私は、よく歩いている時や本を読んでいる時に何かを思いつくことがあります。
頭に思い浮かんだことをメモ帳に書き留めて、会社に戻ってその閃きをすぐに実行に移す、そういうことがよくありました。
この「潜在意識にまで透徹する強い持続した願望をもつ」ということは、真剣に繰り返し考え続けることさえ心がければ、誰でもできることだと信じています。

コメント

小泉社長

(2015/08/11 13:14)

第83回目《潜在意識が閃きを呼び込む》はいかがでしたか?

潜在意識が閃きを呼び込む時には、次のようなケースもあります。
弊社が今手がけている仕事を達成するためには、異業種の技術が必要であり、多角化をして技術レベルを上げなければならない。

そうは言っても、自分には経験もなければ、学間もない、ましてや技術もない。
だけど、達成しなければ会社の将来はないかもしれない。

このように、次の新商品開発では日々真剣に悩むことがあります。

すると、ある会合や学校の同窓会などで一杯やっている最中に、思いもかけない出会いがあったりするものです。

たとえば、次のような具合です。
「今、あなたはどんな仕事をしているのですか?」「こんな技術を扱っていて、こういう仕事に携わっています。」
それはまさに、弊社が手がけていて足りない分野の技術です。

そこで、「もう少し詳しく聞かせてくれませんか?」と言って話を聞いていくうちに、解決策が見つかったりします。

このようなことは単なる偶然のようにも思えますが、実は潜在意識がそうさせているのではないかと思います。
私は経営者ですが、オールマイティーではありません。
私は一番館という会社を経営していますが、今後は私が新しい商品や事業を手掛けたり担当するわけには当然いきません。

私が「それをやり遂げたい」という思いを強く抱き、自らの潜在意識に働きかけ、そして、その思いに呼応するかのように、私の下にそれぞれの分野の専門家や担当者が集まり協力をしてくれ、新たな事業が始まったり、現在の事業が発展する。

達成するために必要な技術やうってつけの人材を見逃してしまわないように、全スタッフが潜在意識にまで透徹する強い持続した願望をもち、真剣に繰り返し考え続けることを心がければ、どんな壁でもクリアできると信じています。


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