絶対にあきらめないこころ
松下幸之助は、「わしの辞書に失敗という文字はないんや。」というようなことを言っていたそうです。
「いっぱい失敗したじゃないですか、」と言うと、「いやいや。わしはな、成功するまでやめんからや、」と言うのです。
途中でやめなければ「失敗」にはならない。
そういう発想なんだと思います。
発明王エジジソンは小学校を僅か3ヶ月で中退させられ、「こんな能力の低い子供はおらん。」と学校の先生に言われたそうです。
後は母親に付いて勉強したのですが、生涯に3千数百冊の大学ノートを残してくれました。
彼が白熱電球を発明するまでに、実に1万回失敗したと言われます。
あまりにも上手くいかないものだから、友達が「もう止めたらどうだ。」と言った。
その時のエジソンの答えは「僕は1度も失敗なんかしていない。上手くいかない方法を1万種類見つけただけだ。」と言ったそうです。
この姿勢です。
そして、とうとう日本からもらった扇子に目が行き、京都の八幡から孟宗竹を取り寄せます。
その竹を使った白熱電球が遂に長時間点灯して、電球が完成したのです。
その瞬間、過去の1万回は「失敗」ではなく、「成功への階段」に変わったのです。
エジソンの千数十件の特許の中に、1度で上手くいったものは1つもない。
全てが何百何千の試行錯誤の末にできたものばかりだそうです。
要は「止めない」「諦めないこと」が秘訣だと思います。
これも第107回目でご紹介しました《成功するまで諦めない》ということです。
コメント
小泉社長
(2015/09/07 22:07)
第108回目《絶対にあきらめないこころ》はいかがでしたか?
突然ですが、クイズです。
100人でジャンケン大会をします。
No.1になるにはどうしたらいいでしょうか?
もしくは、全員でジャンケン大会をするとします。
勝ち残って最後の1人になるにはどうしたらいいでしょうか?
このような質問をしますと、色んな答えがありますがなかなか正解にたどり着きません。
正々堂々とやられて最後の1人になる秘訣は何か?
100人でジャンケン大会をして、最後の1人になる確率は100分の1です。
だから難しいと思うのですが、これを「1分の1」にすればいいのです。
「1分の1」は「100分の100」ですから、要はジャンケン大会を100回やればいいのです。
100回やれば平均的に1回は一番になるはずです。
だけど、「私は運が悪い。100回やっても一番にならなかった。」ということが起こります。
答えはもうお分かりのように、150回でも200回でも一番になるまでやればいいのです。
実はこれが成功している人の秘訣です。
つまり、成功するまで途中でやめない。
勝つまでやり続けるのです。
これはコロンブスの卵かもしれませんが、成功した人みんなに共通しているポイントです。