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第168回目

能力は伸びていくことを前提に人生を設計する / 能力を未来進行形でとらえる

新たな目標を立てる時は、あえて自分の能力以上のものを設定しなければなりません。
今はとてもできそうもないと思われる高い目標を、未来の一点で達成するということを決めてしまうのです。

そして、その一点にターゲットを合わせ、現在の自分の能力をその目標に対応できるようになるまで高める方法を考えるのです。
現在の能力をもって、できる、できない、を言うことは誰でもすることです。

しかし、それでは新しいことや、より高い目標を達成することなどできるはずはありません。
今できないものを何としても成し遂げようとすることからしか、高い目標を達成することはできないのです。

この「能力を未来進行形でとらえる」という言葉も、自分は無限の可能性を持っているということを表現しており、今後皆さんが社会人として大成して行かれるためにも、非常に大切な意味を持っています。

ここで言いたいのは、「人間の能力は未来に向かってどんどん伸びていくことを前提にして、自分の人生を設計しなさい」ということです。
しかしながら、大半の人たちは「それは無理です、できません。」ということを、いとも簡単に言います。

現在の自分の能力で考えて、できるかできないかということを判断してしまうからです。
しかし、そうではありません。
人間の能力は未来に向けて成長し、進歩して行くのです。

ですから、数年後には今考えるととてもできそうにもないことでも、できるようになるはずです。
また、できると信じなければ、人類に進歩はありません。
そのことを私は、「能力を未来進行形でとらえる」と言っているわけです。

ですから、「私は勉強もしていません。そういう素養もありませんし、技術も分かりません。だからできません。」などと言うのではなく、今からでもいいから努力を始めるのです。
今からでも勉強しさえすれば、それが未来に向かって素晴らしい成長を遂げていく力となります。
人の能力というのは、無限に開花をしていくものです。

たとえば、小学校2年生の頃は九九を覚えるのに必死だったのに、小学校4年生になると2桁や3桁の掛け算や割り算をしています。
九九を覚えたのは当たり前になっているのです。
また、スポーツをしていた人ですと、水泳を始めた頃はお顔付けや伏し浮きから始めて5年後にはバタフライを泳いでいたりします。

人生をあきらめ、今のままで一生を終わろうなどと思っている人は誰もいないはずです。
心のどこかでは、自分も努力して素晴らしい人生を送りたいと思いながらも、難しい課題を出されるとつい、「それは無理です。」と言ってしまう。

そうではなく、途轍(とてつ)もなく難しいことでも自分には可能ではないだろうか、努力をすればできるのではないかというように、まず自分を信じることが必要なのです。
今の能力だけで自分を評価するのは、あまりにも惨めではないでしょうか。

ですから、自分自身を現在の能力でもって評価するのは止めましょう。
能力というのは未来に向かって開花していくということを信じ、開花した自分を想像して高い目標を設定し努力していきましょう。
「能力を未来進行形でとらえる」とはそういうことなのです。

コメント

小泉社長

(2015/11/18 09:58)

第168回目《能力は伸びていくことを前提に人生を設計する / 能力を未来進行形でとらえる》はいかがでしたか?

この項目は新卒採用時のテスト問題となっておりますので、テスト問題をご紹介します。

【テスト問題】
Q1. 目標を設定する時、どのように設定をしなさいと言っていましたか?
Q2. 未来進行形でものごとを考えるとはどのようなことですか?

学生の頃、このテストを受けられた方は社会人となりましたので、今一度高い目標が設定できているか確認をお願いします。
中途採用の方ははじめて見られる方もいらっしゃると思いますが、高い目標を設定できているか確認をお願いします。


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