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第066回目

前倒しの試験勉強で常に満点を目指す

中学校に入った当初は両親もビックリするくらい成績がよくて、塾でもトップクラスに入ったので喜んでいたのですが、だんだん学校にも慣れ、友達も増えてくると、勉強をしなくなってしまいました。
中学校を卒業する頃には、5は体育だけで、その他はほとんど4で時々3という成績になっていました。

私の経験上、大体試験勉強というものは思い通りにいかないものです。
1週間前から部活が試験勉強のために休みになるのですが、いままでのうっぷんを晴らそうとしている友達から「映画を見に行こう!」と言われれば、友達付き合いも要るからと思って見に行ったり、家でも妹や犬がちょっかいをかけてくるものだから遊んでしまったり、とにかくいろんなことに邪魔をされて、勉強しなければと思いながらもギリギリまで何もできずにきてしまうわけです。

「時間がなかったので、三分の二くらいしか復習できなかった。もっと勉強しておけばよかったな。やっていない範囲から出題されなければいいが。」と思って試験を受けると、案の定そこが出ていて「しまった」と(へそ)をかむ、そんな経験が、勉強しようとした人なら必ずあるはずです。

私は学生時代、同じ失敗を何回も経験しました。
このようなことを私は非常に嫌うわけです。
後で悔しい思いをするくらいなら、あらかじめ前もってやっておけばいいのです。
試験はいついつだから、その日までに勉強しておけば大丈夫だと思ってギリギリのスケジュールを組んでいると、必ず何かトラブルが起こって、思い通りにいかなくなります。

「スケジュールを前倒しにして、余裕を持っておけば、たとえ問題が起ころうとも試験日までには全部終えることができるはずだ。」
そう考えて、私は大学を卒業してからは試験勉強や発表に臨む時は、遅くとも試験の一週間くらい前には勉強や準備を終えているようにスケジュールを立て実行しています。

試験の季節になると、英語であればここからここまでの範囲でいつ試験をする、と事前に案内があります。
ですから、その内容を試験日までに復習し、どこから問題が出されても解答できるように準備をしておけば、試験でいい点数が取れるはずです。

私の場合、試験日の1週間から2週間前には、どこから出題されても満点が取れるくらいに勉強し、当日に備えていました。

このように何が起こっても大丈夫というくらいの余裕を持つ、つまり、「土俵の真ん中で勝負をする」よう心がけねばなりません。
私は学生時代からこのことを肝に銘じてきたものですから、ギリギリになって手形が落ちる落ちないと言っていたり、今月の支払いもうちょっと待ってと言ってはかけずりまわっている経営者を見るにつけ、「これではダメだ。この経営者では会社は潰れてしまう。」と思ってしまうのです。

コメント

川邉さん

(2015/07/29 19:05)

本番では常に100%を発揮できるとは限らないものであるからこそ、準備に時間をかけることは大切だと感じた。

事前の準備をどれほど入念にしているつもりでも、たとえば試験であれば、当日の体調不良や交通機関の遅延などでそもそも試験の土俵に立てなかったりするものである。
私の知人にも大学センター入試当日に高熱で受験を諦めた者がいたことを思い出した。

小泉社長

(2015/08/04 0:16)

第66回目《前倒しの試験勉強で常に満点を目指す》はいかがでしたか?

学生時代の試験勉強を例にして書きましたので分かりやすいと思います。

(2013.08.26)
ニッタン様の本社の商奉行と蔵奉行の5クライアントと勘定奉行3クライアントと給与奉行と北海道の商奉行と蔵奉行の1クライアントの600万円~700万円の商談をしています。

私はこの手の商談はだいたい1週間遅れるので、1週間遅れることを見込んでメーカーにスケジュールを伝えていました。
案の定見込んでおいた通り1週間遅れで進んでいるのですが、ここで思わぬ出来事が起こりました。

通常、メーカーの営業スタッフは私よりも出来の良いスタッフがいつも出てくるのですが、時々、私と同じレベルの方が出てきます。
不運にも今回そのスタッフにあたってしまったのです。

8月28日にお返事をいただかなければならない商談なのですが、8月27日に弊社に仕切りが出てきました。
これでどうやってお客様は注文を出せというのでしょうか?本当に困ったものです。

ここで共有しておきたいことは、私の場合、周りの社長よりも能力が低いことを自覚していますから、1週間休みが取れなくても能力が低いから仕方ないと割り切って仕事をしています。
さらに、間に合わなければ残業もし、さらに間に合わなければ徹夜もするわけです。

ところが、一部のメーカーのスタッフは仕事が終わっていないのに、できる社員と同じように週2日お休みを取り、残業もしないのです。

そして、お客様へは最初は「○月○日に納品ができるように段取りを組みます」と言っておきながら、間に合わなかったのは「昨日がお休みだったので。」とか「○○が誤算だった。」とかと簡単に言い訳をするわけです。
そういういろんな障害も含めてお約束した期日を守るのが、プロの仕事だと思うのです。

(追記)
2019年11月、さらにすごい事件が起こりました。
働き方改革という政府の方針が出始めた頃ですが、日勝設計様というお客様で大判プリンタを納品していたところ、16時半頃にキヤノンのエンジニアがそわそわしだしたのです。
17時頃、「働き方改革の為17時以降は仕事ができないので帰ります。」と言うのです。

お客様は大判プリンタが故障してしまって、1週間ほど待っていただいている状況で、このあとプリントしたい仕事が山ほどあるのです。
結局、私1人で残りの仕事をするのですがもう開いた口が塞がらなかったです。
この時、キヤノンは17時で帰らなければならないのであればもっとできるスタッフを派遣するべきであり、17時までしかできないのであればキヤノンさんにお願いしなかったので、もっと早く言ってもらわなければ弊社もお客様も困られることになることを考えて行動しなければならないと強く思いました。

峯村さん

(2016/05/06 19:18)

余裕がある時にあぐらをかいていると、いつか足元をすくわれるのだと改めて感じた。

前田さん

(2018/12/16 11:57)

いつも間際になって慌ててしまうので、日々全力で取り組んで、その日を迎えられるようにになりたいです。


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