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第104回目

義務感と使命感の違いについて

2005年に亡くなられたピーター・ドラッカーが、石切工(いしきりこう)にたとえて義務感と使命感の違いについてお話をされていますのでご紹介します。

ヨーロッパを旅行したある人がレンガを積んでいる職人に出会いました。
何をしているのかと質問すると、その職人はぶっきらぼうに「見たら分かるだろう。レンガを積んでいるんだ。」と答えました。
この職人は、今日いくらの賃金をもらうその対価として労働を提供している。
まさに義務感です。

しばらく歩いていると、また同じようにレンガを積んでいる職人がいました。
また同じ質問をしました。
その職人は目を輝かせながら、「私はここに壮大な寺院を造ろうとしているんだ。」と答えます。
彼は寺院を造るという大きな夢や目標、ロマンに向かって仕事をしているのです。
これはいわば使命感だと思います。

同じ「レンガを積む」という仕事をしながらも、片方は義務感で片方は使命感です。
お客様はどちらのスタッフに仕事を依頼したいか?どちらが仕事にやりがいがあるか?
(おの)ずから明白です。

ぜひ、お客様・会社・地域社会のために使命感をもって有言実行で行動してください。
きっと、お客様・会社・地域社会から協力を得られるどころか大切にしてもらえるはずです。

コメント

小泉社長

(2015/09/03 22:17)

第104回目《義務感と使命感の違いについて》はいかがでしたか?

仕事を行うステージには、義務感→責任感→使命感とあると思うのですが、イメージング事業部で見ていきますと、それぞれのステージによって仕事が追いついた時に差が生まれてくるように思います。

義務感 → 仕事が追いついたので掃除や袋でも作ろう!
責任感 → 仕事が追いついたので時間あたりが落ちないように営業をして注文を取ってこよう!
使命感 → みんな5年後には部下の1人でも持って仕事をした方が人生経験が豊かになって社会に貢献できるだろう!(売上15%成長)、みんなが安定して働けるようにあと0.5%ずつ利益を伸ばした方がいいだろう!(収益0.5%成長)というようなみんなの未来のことを常に考えていて、閑散期に入ると営業活動で注文を取りながら常日頃考えていた新商品開発を行う!

おそらくこのような感じになると思います。

前回《有言実行でことにあたる》と今回の《義務感と使命感の違いについて》お話をしてきましたが、有言実行している人や使命感で行動している人が頑張ったにもかかわらず、もし結果がついてこなくても不評をしないでほしいのです。
逆に目標に向かって有言実行し、使命感で行動している人には目標が達成できるように協力してほしいのです。

みなさんもぜひ、有言実行と使命感で仕事に取り組めるよう「誰にも負けない努力」と「創意工夫」と「能力は進歩する」ということを信じて仕事にあたって下さい。


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