稲盛和夫氏の人生の方程式 / 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
稲盛和夫氏の人生の方程式を知った時になるほどと思いました。
それからしばらくして、第8回目の稲盛氏の計算方式は社会に出られて間もない方には100点満点でお話しをした方が良いように感じ始めました。
成果は考え方×熱意(努力)×能力によって現れてくると考えは変わりません。
分かりやすく100点満点にするために、考え方5×熱意4×能力5です。
考え方は、+5から-5まであります。
1. 自分のために働く
2. 家族のために働く
3. 家族とスタッフを含めた会社のために働く
4. 家族とスタッフと会社を含めたお客様のために働く
5. 家族とスタッフと会社とお客様と仕入れ先様を含めた地域社会のために働く
-5. 家族とスタッフと会社とお客様と仕入れ先様を含めた地域社会を使っていかに楽をして働くか考える
-4. 家族とスタッフと会社を含めたお客様を利用していかに楽をして働くか考える
-3. 家族とスタッフを含めた会社を利用していかに楽をして働くか考える
-2. 家族を使ってでもいかに楽をして働くか考える
-1. 自分のためにいかに楽をして働くか考える
熱意は、仕事および仕事に関係に対する週の勉強時間および労働時間
0. 0時間
1. 20時間以内
2. 40時間以内
3. 60時間以内
4. 80時間以内
(社会人の場合)能力は、
1. 補助者~
2. 担当者 目標達成ができる~
3. 部下と目標達成ができる~
4. 会社の目標達成ができる~
5. お取引先様も含めた目標達成ができる~
(新卒の場合)能力は、学校の偏差値
1. 30~
2. 40~
3. 50~
4. 60~
5. 70~
上記の数字を掛けるとだいたい成果は合ってきます。
だいたい60点以上の人は仕事がうまくいっていて、30点未満の人はあまり仕事がうまくいっていないように思います。
行動指針の考え方×熱意×能力について、行動指針では少しでも上の考え方を持って下さいとお願いしております。
考え方ややり方を間違えて努力した場合悪い結果が現れ、良い考え方ややり方で努力すると良い結果が現れます。
コメント
小泉社長
(2015/09/20 10:43)
第119回目《稲盛和夫氏の人生の方程式 / 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力》はいかがでしたか?
会社の経営者というのは能力と熱意が基本的にありますから、考え方によってはとんでもない方向に向かいます。
それは過去の経営者を見れば分かります。
2015年の東芝粉飾決算では、ライバル企業が好業績を残す中、経営者陣がライバル企業よりも好業績を残すよう部下へ無茶な利益要求を行ったことで発生しました。
また、ライブドアの堀江貴文氏や村上ファンドの村上氏も倫理なき経営で表舞台から姿を消すことになりました。
そこで会社の目的を整理すると、
①人間性の追求=従業員を立派な社会人に育成し、従業員の家族全員が幸せになること
②社会性の追求=社会に役立つこと
③経済性の追求=会社を未来永劫に発展させていくために利益を出すこと
よって、ライバル企業をベンチマークすることや高い売上目標や利益目標を持つことは大切ですが、決算で好業績を残すために、会社の理念、コンプライアンス、行動指針を曲げてやらざるを得ない仕事はないと思うのです。