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第089回目

一番館の行動指針を唯一の羅針盤として歩く

泥田(どろた)のあぜ道を滑りながらドロンコになって歩いていくと、やがて小川にぶつかった。でも、川の深さがどのくらいあるのか分からないから、もしかすると溺れてしまうかもしれない。その小川を前に、右に曲がろうか、左に曲がろうか、それとも小川を突っ切っていこうかと迷う。」

つまり、そこで判断を強いられるわけです。
そこで専門家などにアドバイスを求めれば、「こうしなさい。」と教わることはできます。
しかし、そんな資金はどこにもありません。
それでは教えを乞うことなく、自分で考えなければなりません。

その時に、私には自分の心の羅針盤(判断基準)として、「一番館の行動指針」があったわけです。
「一番館の行動指針」とは、万般(ばんぱん)に通じる羅針盤(判断基準)となる考え方なのです。

私はよく、「人間として何が正しいのか、それを追求することが“一番館の行動指針”の原点だ。」と言っています。
つまり、何が人間にとって「善」なのか、あるいは、何が本当の「利他」なのか、ということは、たとえオフィス事業部であろうともイメージング事業部であろうとも考えなければならないことなのです。

たとえば、「楽だから」という観点から新商品開発テーマを選ぶ、それは利己で判断をしているわけです。
そうではなく、「この新商品(研究)開発は社会やみんなのためになる。」と考えられるなら、いかに難しいテーマであっても挑戦する。

そのように善か悪か、または、利己か利他か、という基準で、私は経営においても、新商品開発においても判断を行ってきました。
今まで、それで間違いはなかったと思っています。

心を(しず)め、純粋にして、自分の進むべき方向を自分自身で考える。
たしかにたいへん厳しい生き方かもしれませんが、それを習慣にすれば、鋭い感覚が身につき、勘が冴えるようになって、正しい判断ができるようになります。

コメント

小泉社長

(2015/08/18 21:52)

第89回目《一番館の行動指針を唯一の羅針盤として歩く》はいかがでしょうか?

みなそれぞれのステージで悩みを持ちながら仕事や生活をしていると思います。

たとえば独身の方でしたら仕事とプライベート、家庭を持っている方なら家庭と仕事、新人の方ならスピードとクオリティ、ベテランスタッフなら利益追求と社会貢献、みなそれぞれ悩みが発生すると対立させて考えがちですが、結局のところ両立させなければ人生はうまくいきません。

ではどう考えるべきなのでしょうか?
私は経営をしている中で一番館のコンプライアンスにあった行動をしていると人並みにはうまくいくと感じております。

弊社のコンプライアンスを紹介します。
①経営理念 (その行為は会社の経営理念にあった行動か)
②法令順守 (その行為は法に違反していないか)
③品質管理 (その行為は品質管理上問題がないか)
④お客様 (その行為はお客様に認められるか)
⑤社会性 (その行為は社会的に認められるか)

弊社のコンプライアンスに従って行動してもうまくいかない時は、うまくいかない相手が弊社のコンプライアンスから外れていることをしていることが大半だと思います。

そこで、さらにもっと良い人生を送るのなら、弊社の行動指針(特に何が人間にとって「善」なのか、あるいは、何が本当の「利他」なのかということ)を考えて行動するべきなのだと思います。

もし思い悩むことがありましたら一番館のコンプライアンスと行動指針を思い出し、判断し、行動してください。
相手がいる時は、慎重に相手の状況を考えて行動をしてください。


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