凡事徹底して当たり前のことを当たり前にやる
基本は、「挨拶は大きな声で」「言葉遣いは正しく」「行動はきびきびと」「履物はキチンと」「掃除はすみずみまで」の5つです。
いい会社では、新入社員の頃からこれを日常的に当たり前にできるように躾けられます。
トイレ掃除もすみずみまでやることを含めてします。
「挨拶」の言葉の語源は、殆どの人が知りません。
元々は禅宗の言葉です。
「挨」も「拶」も「押し付ける」「押し合う」という意味です。
「挨拶」のイメージとは合わない言葉です。
禅宗のお寺に行くと、お坊さん同士が問答をします。
押し合い問答です。
それを「一挨一拶」と言います。
「押されたら、押し返す」という意味です。
これが「挨拶」の原点です。
では、私たちが日常的に使っている「挨拶」は、何を押し合って何を押し返しているのか。
おそらくそれは、「心」ではないかと思います。
自分の心を相手に押して、相手も押し返してくる。
そして、お互いが早く理解しあう。
それが「挨拶」になったということです。
ここまでは意味の説明です。
問題は、これを行動にどう移すかです。
相手の心まで押していかないといけないのですから、小さな声でボソボソと言っても届きません。
だから、挨拶は大きな声ですることになるのです。
相手も大きな声で返してくる。
そしてお互いが早く理解しあう。
そうすると、従業員さんの全員の行動が変わります。
従業員さんは非常に大きな声で挨拶をします。
意味を理解したら、お客様やお取引様への挨拶が変わります。
挨拶が変わると行動が変わると強く感じます。
このように、元の意味を知り、行動に活かすこと実学→実践することが非常に大切です。
みなさんは弊社の理念・コンプライアンス・行動指針を通じて一番館の考え方を学びました。
次は、凡時徹底して当たり前に理念・コンプライアンス・行動指針に沿った行動ができるように頑張ってください。
コメント
小泉社長
(2016/01/02 23:41)
第204回目《凡事徹底して当たり前のことを当たり前にやる》はいかがでしたか?
食事をする前に「いただきます!」といいますが、食事の心がけをご紹介いたします。
1. 食事はいただくまでに、いかに多くの人々の手数や苦労があったかを深く考え、感謝をして「いただきます!」
2. 私たちは、この食事をいただくに値するほどの正しい振る舞いや、世のため人のために行いをしているかどうか深く考えて「いただきます!」
3. 美しい心をくらます、むさぼり・いかり・ねたみの三毒をおさえ、修行の心を持って「いただきます!」
4. 食事は私たちの身と心の弱まりを治す良薬であるから、正しい目的をもって「いただきます!」
5. いまいただく食事は、心身ともにすこやかに、仏の道を成ずるため、ともに理念を持って「いただきます!」
第117回目《世界中のお世話になった方に感謝をする》でしました質問を再度お尋ねします。
「あなたはこれまでに何人くらいの人の世話になってきましたか?」
各自書いていただいて提出をお願いします。
可能であれば、エクセルに番号を振ってもらえると何名出てきたかすぐに分かるのでありがたいです。
少ない人で数十名、たいていだいたい100人前後、たくさん書ける人で1000人とか書ける人がいます。
そこで数十人しかかけない人のためにアドバイスです。
「今朝、朝食を食べましたか?和食でしたか?和食ならそのご飯は、米を自分で植えて耕して、刈り取りをして、炊きましたか。焼き魚は出てきましたか?自分で漁をして捕ってきましたか。茶碗はどうか。お箸はどうか。今着ている服はどうか。使っている筆記用具はどうか…」
すらすらと書き出せるようになっていると幸いです。