絆を深めるにはまずお互いを知り合うことから
絆を強めるにはどうしたらいいのか。
お互いに相手を知り合うということ、このことが、始まりであって終わりでもあります。
責任者が部下のことを知っているかどうか?
逆に、社員が上司や責任者のことを知っているかどうか?
これこそが、信頼関係を作っていく基盤なのです。
信頼関係というのは、約束事や取り決めで築けるものではありません。
そんなことではなくて、あの人と私は話をした、あの人とはこの前お酒を飲んだ、あの人は私を知っている、私もあの人を知っている、そういう単純なことが信頼関係を築くベースなのです。
もちろん、互いに尊敬しあうような高尚な関係もありますが、企業内において、お互いを知り合うということが信頼関係の始まりであり、終わりでもある。それだけでいいのです。
そのために一番いい方法が、車座になって酒を飲むということです。
四角四面で話をしていても信頼関係は生まれませんが、ちょっとビールでも飲んで、営業から普段聞けないお客様のことや事務から仕入先のことを聞いて情報交換などをすることで、それぞれが一生懸命に仕事をしていることが分かり急に親しみを感じるようになる。
これが非常に大事なことなのです。
私にとって、親睦会とは大切な儀式です。
2次会になると段々乱れてきますが、自然の流れであればそれでいいと思います。
酔っ払ってきて、お酒はこぼれるわ、服は汚れるわ、もう大変な有様です。
もはや社長と社員ではなくで、一介の飲み友達みたいになって飲んでいるわけです。
そういう中で、「社長からこの前むちゃくちゃ怒られた~」と社員が誇らしげに言う。
そんなふれあいを通じて絆が深まっていく。
理屈を越えた人間関係を築いていくのに、2次会も大切な時間だと思うのです。
つまり、自分も一番館という会社で働く仲間なのだ、という認識を深めてもらう。
そういうセレモニーという意味で、私は親睦会を非常に重要視しています。
コメント
前田さん
(2018/07/25 15:29)
仕事でお話できることは限られているので、親睦会にはなるべく参加できたらよいなと思いました。