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第024回目

独創性を重んじる

一番館は、創業まもなく独創性を重んじ、人の模倣ではなく、独自の技術で勝負してきました。
他社ができない、やりたがらない仕事も喜んで受注し、全員が必死の努力でこれをつくり上げ、そしてやりやすく、利益の出るように仕組みを作り、結果として独自の技術を次々に確立・蓄積してきたのです。

デジタルカメラが急速に普及し始めた時、町の大半の写真屋さんは状況を眺めていましたが、弊社は別部門を作り、今までお付き合いのあった建設業のお客様を追いかけました。

Win95やWin98などすぐフリーズし、ハードディスクが不安定で壊れやすい誰もやりたがらないパソコンの仕事も喜んで引き受け、作業効率が良くなるようなノウハウを作り、利益の出る仕組みを作りました。

このようなことを積極的に取り組んでいたこともあり、ネット社会が到来した時も写真のネット受注にもいち早く取り組みはじめ、2008年リーマンショックの年、全国の学校写真とネット注文を融合した初めてのシステム開発にも取り組みました。

この時、周りの写真屋さんを見ると、高齢化とIT化の遅れが顕著に出ており、ふと周りを見渡した時、ITに積極的に取り組める会社は富士フイルムなどの大手か、小さな会社では弊社くらいしかありませんでした。
NetSpotやPhotoSpotに取り組めたのは、弊社しかなかったのではないかと今でも思います。

今後も新商品開発に積極的に取り組み、誰もやりたがらない仕事も何としてもやり遂げなければという強い使命感をもち、毎日毎日創意工夫を重ねていく、その一歩一歩の積み重ねが、やがて素晴らしい創造へとつながっていき、やりやすい仕組みを作り、利益の出る仕組みを構築していくのだと思います。

全国展開したPhotoSpotの取り組みについては、たくさんの壁がありました。
DPOF生成、初めてのLinuxサーバーを使った仕組み、セキュリティー対策、小口の写真のプリント方法、大量の小口の袋つめ作業、発送、これらの作業量が大幅に増えたにもかかわらず、すべて同じ単価でさらに納品伝票は全国の写真館様のご負担を軽減するために3円にまで切り詰めてやっていくという普通なら断る、現に写真屋.comさんなどは断ったプロジェクトでした。

しかし、弊社は創意工夫と誰にも負けない努力とダイコロさんやアイリス企画様のご支援や従業員さんの協力を得て、見事にこのプロジェクトの壁を乗り越え、今では弊社の事業の柱のひとつに成長しました。

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