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第196回目

1対1の対応ができているかどうかは、利益率の変動を見れば分かる

1対1の対応が行われているかどうかを瞬時に見分ける方法があります。

どの会社でも、売上げと利益は毎月変動するものですが、売上げの変動は仕方ないとしても、売上利益率はそう変わらないはずです。
ところが、その利益率の変動幅があまりにも大きいところは、まず1対1の対応ができていないのです。

たとえば、先月は10億円の売上げがあって、10%の利益が出た。
今月、売上げは8億円だったが、やはり利益は10%だった。
そのような会社は、1対1の対応ができています。

ところが、先月は10億円の売上げで15%の利益が出た、今月は売上げが8億円に落ちて、途端に赤字になってしまった、これではいけません。

つまり、利益率の変動を見れば、1対1の対応ができているかどうかが分かるのです。
管理部門がしっかりしていない会社では、大体が1対1の対応の原則ができていませんから、必ず変動が見られます。

そのようなところは、グロス、たとえば上期なら上期でまとめてみると利益が出ている、あるいは通期(つうき)で利益が出ていても、月々を見ればよかったり悪かったりとまちまちなはずです。

そんなことでは、自分の会社の状態がいいのか悪いのかも分かりませんし、不正が行われていてもさっぱり分かりません。

このようなことがないように、一番館では月次決算を発表して、常に業績が管理され1対1の対応の原則が貫かれています。

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