毎日最新の数字を見ながら仕事を行う
仕事というものは、月末に出てくる月次決算(試算表)を見て今月は良かった、悪かったというのではありません。
月次決算(試算表)は、毎日の売上や経費の積み上げで月次決算(試算表)が出てくるのですから、日々の仕事の成果が月次決算(試算表)をつくっているのだという意識をもって仕事にあたらなければなりません。
毎日の数字を見ないで仕事を行うのは、計器を見ないで飛行機を操縦することと同じです。
これでは、飛行機はどこへ飛んでいき、どこに着陸するのか、分からなくなってしまいます。
同様に日々の数字から目を離したら、目標には決して到達できません。
試算表は1人1人の毎日の生きざまが累積した結果であるということを忘れてはなりません。
経営者や従業員さんは、たいてい月次決算(試算表)で毎月の数字の動きで会社の状況を見ています。
しかし、日々の採算が分かっていなければならないということを、この項目では言っています。
新入社員さんは毎月社会人としての通知簿がでてくるのでびっくりされる方もいるのですが、通常会社では月次決算を作成しております。
仕事をするうえでオフィス事業部の場合、まず前月の売上はこう、経費はこう、そして利益はこうだったというように前月の数字を十分に把握しておく必要があります。
イメージング事業部の場合は、プリント枚数が何枚、時間あたりがいくらと把握しておく必要があります。
その上で、今月はこの数字をこういうふうに改善してこういう数字にしていこうというように、前月の結果をベースに見えてくるまで考え抜き、日々の行動に反映させていかなければマスタープランの達成はできません。
会社が未来永劫に成長発展していくためには、毎日最新の数字を見ながら常に改善改良を加えて仕事をしなければなりません。
コメント
鈴木さん
(2019/09/11 13:32)
日々数字を意識することは、家庭の財布を預かる主婦も同じかと思いました。
どれだけ無駄なく料理ができるか光熱費を抑える事ができるか。
職場も自宅も同じように無駄なくコスト・売り上げ・経費を意識していきたいと思いました。
小泉社長
(2019/09/11 21:51)
第161回目《毎日最新の数字を見ながら仕事を行う》はいかがでしたでしょうか?
今後は経営改善を進めて成功した事例を発表するという形をとりたいと考えています。
成功事例の発表形式をとった場合、数百万円単位のコスト削減を実現した事例を発表する者や、逆にかなり少ないのですが数千円単位のコスト削減を実現した事例をするスタッフが出てくると思います。
この時に大切なことは、数千円程度のコスト削減を実現した事例を発表するスタッフについて、会社を少しでも良くしたいと心の底から思ったからこそ実現できたようなコスト削減であれば、純粋な思いから起こした行動によるコスト削減は大小に関係なく大切であり、賞賛されるべきであると考えております。